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産学連携学会 第24回大会 金沢大会 シンポジウム
「スタートアップ・エコシステム共創プログラムにおける地域のスタートアップ創出」を開催
2026年6月18日、金沢で開催された産学連携学会 第24回大会 金沢大会のシンポジウムにおいて、北海道、東北、甲信・北関東、北陸、中・四国、九州・沖縄の全国6地域のプラットフォームの代表が集結し、“災害復興などの地域課題・社会課題の解決とグローバルなスタートアップ創出への取組み”と題したパネルディスカッションを実施しました。300名を越える聴衆を前に、各地域での取組紹介や意見交換を通して、地域や分野の垣根を越えて各プラットフォームがさらに連携を深め、世界に挑むグローバルスタートアップの育成を共に目指していくことを確認しました。
JST「スタートアップ・エコシステム共創プログラム」は、大学等発スタートアップ(以下SU)の創出にポテンシャルのあるシーズを全国から引き出し、国際市場への展開を含め、大学等発SUの創出に向けた 取組について質量ともに充実させるとともに、大学等発SU の継続的な創出を支える人材・知・資金 が循環するエコシステムを、参画機関を拡充しながら形成する活動を支援するものです。
全国で7つの「拠点都市プラットフォーム(以下PF)」と、2つの「地域PF」の合計9つのPFが、グローバルなSU創出とともに地域課題・社会課題の解決を目指すSU創出に取り組み、着実に成果をあげつつあります。
本シンポジウムでは北海道(HSFC)、東北(MASP)、甲信・北関東(IJIE)、北陸(TeSH)、中・ 四国(PSI)、九州・沖縄(PARKS)の6地域のPFが一堂に会し、地域課題・社会課題の解決に向けた取り組み の成功例や課題を共有するとともに、国際展開に向けた取り組みについて意見交換し、地域からグローバルなアカデミア発SUを創出する方策について議論をしました。
北海道(HSFC)では地域の課題解決がSU活動の基本であること、東北(MASP)ではディープテックとソーシャルイノベーションと区別して公募していること、甲信・北関東(IJIE)は社会課題の枠組み(インパクトビジネス枠)から8月に創業する事例、中・四国(PSI)は112社が所属する地域の産学コンソーシアムを運営していること、九州・沖縄(PARKS)は起業時に地元企業との試作で培った宇宙関連ユニコーンが成長後も地域に根付いた事例、北陸(TeSH)は能登半島地震における孤立集落への物資輸送の課題から50Kg搭載50Km飛行ドローンが生まれたことなど、各地域のそれぞれの取組を紹介しました。
パネルディスカッションの最後に、ファシリテータから、9つのプラットフォームの全てでドローンに関連する課題がギャップファンドに採択されている実例をあげ、今後は、地域や分野の垣根を越えて各プラットフォームがさらに連携を深め、世界に挑むグローバルスタートアップの育成を共に目指していくことを確認しました。
【パネリスト】(敬称略)
- 北海道大学 産学・地域協働推進機構 スタートアップ創出本部 本部長(HSFCプログラム代表)
- 小野 裕之
- 東北大学 産学連携機構 機構長特別補佐(MASPプログラム代表補佐)
- 浅野 正樹
- 東北大学 スタートアップ事業化センター 特任准教授(MASP)
- 庄子 牧
- 北陸先端科学技術大学院大学 未来創造イノベーション推進本部 本部長補佐
社会連携機構 産学官連携センター 副センター長/准教授(TeSHプログラム共同代表) - 中田 泰子
- 信州大学 学術研究・産学官連携推進機構 特任教授(IJIEプログラム共同代表)
- 角田 哲啓
- 広島大学 スタートアップ推進部門 部門長(PSIプログラム共同代表)
- 滝上 菊規
- 九州大学 学術研究・産学官連携本部 本部長補佐(PARKSプログラム代表)
- 大西 晋嗣
【ファシリテータ】
- 北陸先端科学技術大学院大学
未来創造イノベーション推進本部 スタートアップ推進室 室長(TeSHプログラム代表) - 内田 史彦
【コメンテータ】
- 文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域振興課 産業連携推進室 室長
- 溝田 岳 様
- 農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課 産学連携室 室長
- 今西 直人 様