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TeSH SU創出共同機関向けセミナー「SUへのライセンスについて~基礎と応用~」を開催します。

TeSHにおいてSU創出に係る体制整備を進めておりますが、実際にスタートアップ(SU)が設立される際には、それまで技術開発を進めてきた研究者(発明者)の知的財産をSUへライセンスを行うことになります。ライセンス交渉はタームシート(簡易な条件合意)から始まり、本契約(条文によって細部まで決める合意)までになります。そもそも下交渉を行う際に、どんな考え方(対価設計)で望むのか、大まかな考え方を理解しなくてはなりません。また、相手企業が資金力は乏しくとも将来性のあるSUであれば対価としてストックオプション(SO)をもらうことも考えられます。SOはSU、大学双方にとって満足のいく交渉をするためのツールとして有効だと考えられます。そこで今回のセミナーは2回に分け、1回目は独立行政法人工業所有権総合情報館(INPIT)の講師からライセンス契約に関する基礎的な知識を学びます(INPITセミナー)。2回目は応用編として江戸川公認会計事務所(EDiX)より講師をお呼びしてSOを対価とするライセンス契約について学びます(EDiXセミナー)。
いずれもSU設立を目指す大学の社会実装に向けた知的財産のライセンスの知識の習得するセミナーですのでSU創出共同機関、特に支援者・SUコーディネータの方はぜひご参加ください。

日時

① INPITセミナー 2024年12月 6日 16:00-17:00
② EDiXセミナー  2024年12月13日 16:00-17:00

場所
オフライン会場 TeSH北陸拠点【定員15名】
 WESTビルディング1階(金沢市広岡1-3-10)
オンライン会場 zoom【定員45名】
対象者

TeSH創出共同機関 支援者の方々(URA、産学連携担当、SUコーディネータほか)
TeSH創出共同機関 当事者の方々(研究者・学生ほか)

講師

【① INPITセミナー(12月6日 16:00開催)】
INPIT 知財戦略エキスパート
広瀬 勇一

博士(工学)。大学での専門はロボット工学と制御工学。
国内電機メーカーの通信事業部門を経て、知的財産部門に異動。知財渉外部門において、国内外の企業との特許権のライセンスや譲渡交渉、それらの契約業務、米国企業との訴訟業務等を経験。また、開放特許の活用に携わり、地方自治体や金融機関等と連携し全国各地の中小企業の新事業創出を通じた知財の社会実装を経験。早期退職後は自ら株式会社を創業するとともに、民間インキュベーション施設でのスタートアップ支援も経験。

【② EDiXセミナー(12月13日16:00開催)】
江戸川公認会計事務所
江戸川 泰路

太田昭和監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)入所後、主として、製造業の会計監査を担当しつつ、ライフサイエンス関連企業やIT関連企業をはじめとする多くの株式上場を支援。2000年に公認会計士登録。2003年より大学発を中心とするテクノロジーベンチャーの支援を開始し、2010年にパートナーに就任。2019年7月に我が国からの新産業創出に注力したいとの思いから独立し、EDiX Professional Group 江戸川公認会計士事務所を開業、現在は、テクノロジー関連企業の支援に精力的に取り組んでいる。20年前より中央省庁と連携して、スタートアップ・エコシステムの形成に向けた活動を継続しており、JST大学発新産業創出プログラム(START事業)、NEDO研究開発型スタートアップ支援事業(STS事業)、AMED創薬ベンチャーエコシステム強化事業等の立ち上げや審査に関与する他、経済産業省「大学による大学発ベンチャーの株式・新株予約権取得等に関する調査」委員を務めるなど、中央省庁等のイノベーション関連施策にも委員の立場で数多く携わっている。

申込

下記URLよりお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/1kWK2lR2jsEgTskZxmrMhvyktHJJigw61a6B-DI7-WZQ/edit

問い合わせ

以下のメールアドレス宛に【件名:ハイブリッドセミナーの問い合わせ】とご記入いただくか、お電話にてご連絡ください。

メールアドレス:tesh-ku@ml.kanazawa-u.ac.jp
電話:076-264-6181
担当:金沢大学 先端科学・社会共創推進機構  大山 真吾