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TeSH SU創出共同機関向けセミナー「特許庁・INPITのアカデミア発スタートアップ設立への支援について」を開催します。

TeSHにおいてSU創出に係る体制整備を進めておりますが、実際にスタートアップ(SU)が設立される際には、それまで技術開発を進めてきた研究者(発明者)の知的財産をSUへライセンスを行うことになります。ライセンスというと難しいイメージが先行しますが、まずは肩肘張らずにSUと話し始めることが大切です。そんな時に何から始めたら良いのか、どんなことに気をつけたら良いのかを知るために、さっと手に取って全体を俯瞰できる導入書(マナーブック)を特許庁が作成しました。そこで特許庁から講師をお招きし、大学から見たスタートアップの付き合い方について議論いたします。
また、SU創出において事業の優位性をもたらす特許をはじめとした知財を確保していくことが重要ですが、そのためには発明者へ個別に支援していく必要があります。そこで第2部として独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)からも講師をお呼びし、プロジェクトを始める(進める)研究者向けの個別の知財支援制度について紹介していただきます。
いずれもSU設立を目指す大学の社会実装に向けた手順や得られるサポートに関するセミナーですのでSU創出共同機関、特に支援者・SUコーディネータの方はぜひご参加ください。

日時

2024年11月8日 15:00-17:00

場所
オフライン会場 TeSH北陸拠点【定員15名】
 WESTビルディング1階(金沢市広岡1-3-10)
オンライン会場 zoom【定員45名】
対象者

TeSH創出共同機関 支援者の方々(URA、産学連携担当、SUコーディネータほか)
TeSH創出共同機関 当事者の方々(研究者・学生ほか)

講師

【① 特許庁セミナー】
特許庁 総務部 企画調査課 課長補佐
石川 薫

博士(工学)。大学での専門はロボット工学と制御工学。
2010年特許庁入庁。特許審査官として、手術支援ロボットや人工関節等の手術関連機器、工業用マニピュレータや NC工作機等の産業用ロボットの審査に従事。特許分類に関して、マニピュレータ関連技術の国際分類調和、手術ロボットの日本特許分類の作成を担当。 国際関係においては、中国審査官や EPO審査官との審査官協議を担当。
審査官以外の業務については、2018年にINPIT出向時に研修部部長代理として審査官向け研修の企画運営を担当。また、2021年に東京大学に国内留学し、腹腔鏡手術時の 出血位置判定の研究に従事し、日本コンピュータ外科学会大会やエルゼビア系列の論文誌において成果を発表。
現職では、活用企画班の班長としてモデル契約書事業をはじめとした大学の産学連携を推進する事業の企画立案を担当。また、人材育成班の班長として、小学生から社会人までを対象に知的財産の教育に関する企画立案を担当。

【② INPITセミナー】
知財活用支援センター 知財戦略部 エキスパート支援担当 部長代理
藤原 敬士

2011年4月に特許庁入庁。特許審査官として導電材料、絶縁材料、電線、燃料電池、リチウムイオン電池、繊維、積層体の審査に従事。
また、令和元年度ニーズ即応型技術動向調査(レドックスフロー電池)を担当。
2024年1月より、工業所有権情報・研修館(INPIT)知財戦略部の部長代理に着任。
現在は海外展開/営業秘密/産学連携/スタートアップの知財支援業務及び新興国等知財情報データバンクの運営に従事。

申込
  • TeSH SU創出共同機関、協力機関および事業化推進機関の方は、すでにご案内しているメルマガおよびDiscordより申し込みをお願いします。
  • TeSH関連以外の方で、参加を希望される方は、以下のメールアドレス宛に、
    【件名:11/8開催ハイブリッドセミナー参加について】と記入、
    【本文:お名前、ご所属、参加目的】をご記入いただき、ご連絡ください。
    メールアドレス:tesh-ku@ml.kanazawa-u.ac.jp
問い合わせ

マスメディアの皆さまからの取材対応は、当日もしくは別途対応させていただいております。
以下のメールアドレス宛に【件名:ハイブリッドセミナーの取材について】とご記入いただくか、お電話にてご連絡ください。

メールアドレス:tesh-ku@ml.kanazawa-u.ac.jp
電話:076-264-6181
担当:金沢大学 先端科学・社会共創推進機構  大山 真吾